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私がたまたま、新潟に住んでいたので、勝手に気づいたことがあります。


東文彦が、蕗谷虹児の描く絵に似ているということです。

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似ていると思いませんか?

そっくりでしょう!


私が住んでいる新潟市の隣が、蕗谷虹児の生まれた新発田市なのです。

だから、何度か新発田市にある蕗谷虹児記念館に、調査に行きました。

そこでもらったパンフレットの絵を見ていて、ふと気づいてしまったのです!

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東文彦の横顔が、蕗谷虹児が描いた少女達の横顔に、そっくり!!


文彦は、小説の中で、すてきな少女を、よく登場させています。

その少女達は、みな、文彦の分身なんだろうな、と感じられます。


文彦の小説に登場する少女達のことも、思い出されます。




三島は、蕗谷虹児の絵が好きだったと、よく言われていますが、こういうことも関係あったんじゃないでしょうかね。

コンサートとは関係ない話ですが、ちょっと雑談です。
# by humihikomama | 2017-09-24 01:01 | 新潟のこと

今年は、モダンチェンバロについては、まだ取り上げないつもりですが、勉強は少しずつ続けていきたいところです。

モダンチェンバロは、けっこう多様ですね。

いろいろな形・スタイルのものがあります。
普通に、チェンバロもそうですよね。
ただ1つのデザインや形ではないです。そこがピアノと違うところの1つでもありますね。


私が見たモダンチェンバロは、たいてい、木目模様がすてきなものでした。

でも、ワンダ・ランドフスカ・モデルというタイプは、全然違っています。

グランドピアノを用いて製造されたという話ですから、見た目はものすごーくグランドピアノそっくりですね。

ただ、色が、黒ではなく、マホガニーというか、紫と茶色の中間みたいな、いい色です。

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鍵盤も、ピアノそのもの。

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中も、こんな感じ。

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ピアノそっくりなんだけど、弾くと、モダンチェンバロです。


弦をひっかける爪は、動物の革を使っているんだそうですよ。
なんというか、斬新!


びっくりするのは、ペダルが7つもあることですよね。

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この楽器は、日本に3台しかないそうです。

私はむしろ、3台もあることに、驚いてしまいます。


写真で見ると、やっぱりとてもロマンチックな感じですね。

ワンダ・ランドフスカという人の写真を見ると、独特ですよね。

レトロ、ロマンチック、昔話の妖精、魔法使い、なんといって表現したらいいかわかりませんが、とにかく、そういう独特のムードを持った人でしたね。

現在も、熱烈なファンがいらっしゃることは、わかる気がします。
# by humihikomama | 2017-09-17 22:05 | モダンチェンバロのこと

10月3日4日に!

10月5日(木)に近江楽堂でコンサートを計画しているのですが、なんと、10月3日(火)と4日(水)にも、同場所で、三島関連のイベントが行われることがわかりました。

近江楽堂のブログでは宣伝されていなかったので、気づくのが遅くなりました。

「三島由紀夫の世界 vol.1
  ~演劇・朗読・ドラマリーディング・生演奏による
       幽玄の世界への誘い~」というタイトルです。

能菅とピアノ演奏がついた、朗読・演劇という感じでしょうか。

「能菅」がよくわかりませんが。

とにかく、こういうチラシです。

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すてきなチラシですね。

作品は、たぶん演劇が「葵上」で、リーディングが「弱法師」と「卒塔婆小町」を交互に。

子供の時に三島が書いた詩、数編と、短編小説「伝説」が朗読されるようです。

小さなホールで、間近に見る演劇・朗読というのは、いいものです!!
大ホールにはない、よさがあると思います。



近江楽堂では、ちょうど10月の第一週が、三島特集みたいになっていますね。

私達がやるコンサートとは、内容はあまり関連していませんが、でも、三島をめぐって、こんなに連続で企画されているとは、うれしいことです。

偶然? ですよね。

こちらの方々は、昨年もこの時期に、三島の戯曲等の上演を行っていらっしゃるから、私共が、偶然、そこに割り込んでしまって、こうなったみたいですね。

うれしいことです。

ちょっと私達のチラシは、地味でしたか。
まあ、でも追悼コンサートとして企画しているので、これくらい地味な方がいいです。

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3日(火)15:00に「弱法師」、19:00に「卒塔婆小町」
4日(水)15:00に「卒塔婆小町」、19:00に「弱法師」のリーディングが行われます。

私も、前泊して4日の19:00のを鑑賞しに行こうかな、と検討中です。

三島の戯曲も、いいですもんね。
# by humihikomama | 2017-09-17 21:45 | コンサートのこと

間違っていました!

すみません、私、間違っていました!

三浦先生のブログで、ご指摘いただき、ありがとうございます。

間違っていたことに気づくことができました。




私が不勉強なもので、三島の学年を1年、間違ってお話ししてしまいました。

三島は昭和17年に、学習院高等科の1年生なのでした。

9月5日のコンサートでは、昭和16年に高等科に進学したというようにお話ししてしまいました。

よく確認せず、勘違いしていたのです。

申し訳ありませんでした。

また、三浦先生、お教えいただき、本当にありがとうございます。
助かります。
10月のコンサートでは、間違えないよう、よく頭の中を整理して臨みます。
勉強になります。

どうも、旧制の学校の様子が、よくわかっていません。勉強不足でした。




そして、とても大事なご指摘もいただきました。

学習院大学というものは、当時はまだなかったのですね。

とても大事な点を、教えていただきました。

これもまた、私の不徳のいたすところで、お恥ずかしい限りです。

ものすごく貴重なご指摘をいただき、ありがたいことです!!



調査不足・勉強不足を痛感いたします。

一刻も早く、学習院に行き、当時の資料を調査してきたいと思います。

そそっかしくて、申し訳ありません。




もう1点、私のそそっかしさが表れているところがありました。

それは、三島や文彦のことを、「高校生」・「中学生」などと呼んだことです。

これは、ひとえに私の余計なおせっかい、しかもお調子者の性質の表れですから、深く反省しております。

会場には、私の友人や知人も多かったので、つい気楽に、わかりやすく話したい、そして必要以上に盛り上げたい、という気持ちが働きすぎました。

旧制高等学校の学生は、現代の「高校生」ではありません。
旧制中等学校の学生は、現代の「中学生」とは違います。

それなのに、仲間内の話として身近に感じてもらおうという気をまわし過ぎてしまいました。
今の「高校生」「中学生」みたいなものとして、三島と文彦をイメージしてほしいという行き過ぎた考えから、そのような言葉を使ってしまいました。

私のミスです。

訂正したいと思います。





いずれにしましても、やっぱり実際にやってみるからこそ、自分の間違いや傾向に気づくことができるわけです。

そして、間違ってみたからこそ、次には、その間違いをしないように進歩することができるわけです。(ずうずうしいですが、ごめんなさい。)


ですから、ここでおわびしたことは、読んでいただく皆さんには、ご迷惑かもしれませんが、私にとっては、とてもよい勉強になりました。

ありがとうございます。

また、何かありましたら、ぜひご意見・ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。




今日は、山梨県山中湖村にある三島由紀夫文学館の周辺の、美しい木々の様子をご紹介します。

文学館入口にある、美しい紅葉です。
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ベンチもあります。
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文学館のまわりは、遊歩道になっています。
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文学館の方々は、皆さん、よい方々ばかりで、いつも助けていただいています。

助けていただいたお礼としても、たくさんの論文を書きたいものです。


昨年だったか、一昨年だったか、ちょっとわからなくなっていますが、紅葉の美しい時期に行ってきました。

私はだいたい、日帰りという過酷な行き方をして、調査してきます。
だから、腰がいたくなってしまいます。
(子供が小さかったもので、家のことが気になってしまい、宿泊せずに行きました。)


いつか、調査だけでなく、ゆっくりと楽しみながら、山中湖に行ってみたいものです。

これから、もっともっと勉強しますね!
# by humihikomama | 2017-09-13 15:59 | コンサートのこと

そこで、10月のコンサート用の資料についてです。

発表内容をまとめた資料については、前回のミニミニ資料よりも、少し大きいサイズにしようかな、と考えています。

まだ迷っていますが。

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左が、9月のときの資料です。
ミニサイズも、持ち運びがしやすくて、便利ですよね。
バッグに入れやすいと思います。

でも、右のように、少し大きいサイズも、読みやすくていいのです。

どうしようかな、迷っています。



プログラムは、ほぼ同じ内容なのですが、装飾を少し、シックに変えるつもりです。

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右が、9月に使用したプログラムです。
明るくみずみずしい感じにしたくて、蔦植物の葉を、装飾に使いました。

左は、10月用に考えているプログラムです。

地味で静かな感じの装飾にしたいと思っています。


それは、10月のコンサートは、違う雰囲気でまとめたいからです。

亡くなった方々に思いをはせ、静かに追悼するコンサートにしようと考えています。

追悼コンサートです。

大切なことだと思います。
# by humihikomama | 2017-09-12 12:59 | コンサートのこと